8月のコースメニュー

『8月美山養生饗』


美山の夏の滋養をバランスよく。

菜類は瓜を数種類、トマトや緑豆など、そして干ばつに負けない夏草スベリヒユを。
川からはニナ貝。鮎の腑と同じく川藻の養分を。
肉類からは、4種さまざまなパワーを少しずついただき、
収穫を終えたばかりの桃と人の乳に最も近いとされる山羊乳のデザートを。


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夏の食べ物
抜粋

 漢方では、夏は火の季節であり、五臓では心の養生が大切といわれています。

心を養う食材としては、ユリネ・ハスの実・黄ニラ・リュウガン・牡蠣・あん肝・ヒジキ・アーモンドなど、
暑さ対策としては、スイカ・緑豆・キュウリ・トウガン・トマト・セロリ・トウモロコシ・インゲン豆・フジマメ・ハトムギなどが挙げられます。
菊花茶やハブ茶も熱を冷ましてくれます。

 もちろん、「冬病夏治」の観点から冷やしすぎは禁物です。
鶏肉・羊肉・桃・カボチャなどの温性の食材も臨機応変に取り入れましょう。